兵庫県、山陽本線の加古川を起点とし、福知山線の谷川までを走る加古川線。2004年に全線電化され、現在では125系と103系の2種類の車両が走る。
このうち、103系は2両1編成を組むのに対し、125系は1両編成であり、併結することで最大4両まで組める。そのため125系は、比較的需要の少ない西脇市~谷川間および加古川~厄神間のピストン単行運用が中心となるが、朝はラッシュ対応ということで3両編成の運用がある。
今回は、頑張って早起きして125系の3重連を撮ってきた。
【8月の某平日】
この日は姫路に宿泊していたので、JR神戸線で加古川に移動。大きな荷物はコインロッカーにしまってしまおう。
ここでお目当ての車両の運用をみてみよう。
125系3連の運用は
厄神0635---324S---加古川0648
加古川0656---3323S---粟生0725
粟生0732---3322S---加古川0758
加古川0822---323S---厄神0834
である。
*加古川線の125系は4両しかないので、時期によっては上記の運用が103系4両で代走になることもあります。ご承知下さい。
時刻表と睨めっこして予定を立てる。
では出発!!
最初は加古川から3321S列車に乗って、、3つ目の神野で降りる。駅から10分ほど歩くと、ファミリーマートがあるので、本日の朝食を購入。
駅に戻って最初の324S運用を迎え撃つ。さすがに3両が投入される列車だけあって、ホームにいる乗客の数も多い。
逆光の中をやってくる125系を撮影、撮れたのが下。
かなり逆光が強く、色合いが悪い。
続いては、3323S、3322S列車を迎え撃つために1323S列車で粟生へ移動。撮影スポットまでは徒歩15分なので速めに歩く。
実は、今回の取材に当たって加古川線撮影のツイートをいくつか参考にして撮影スポットを選び、Google マップで当たりをつけて行ってみたのだが、雑草が茂っていたりと、どうもいい場所が無く、そうこうしているうちに3323S列車が来てしまい、全く撮れなかった。
粟生駅での折り返し時間は7分。どこか良い撮影スポットはないかと思案していたところ、国道号との踏切を思い出した。ここならガーター橋を渡る125系が撮れる!と考えた私は、直ぐに現場へ向かった。
このスポットは踏切のすぐ横で、川の土手に位置し、国道も歩道が無いので、撮影には十分気をつけて頂きたい。また三脚の利用は控え、長時間居座るのも迷惑なのでほどほどで退散して頂きたい。
そして、撮れた3322Sが下。逆光なので補正済み
続いて、最後の323Sを撮る。先程、3323Sを撮り損ねたので谷川側の顔写真(?)は撮れていない。1326Sで日岡まで乗車。
今回は駅撮りが多かったので、私流の駅選びについても少々触れさせていただく。
駅撮りのメリットは、アクセスが良い、食料が入手しやすい、雨や雪でも比較的撮りやすい、列車の到着・通過時間がわかりやすい、などがある。
駅撮りは主に二つ、ホームから反対ホームに停車(場合によっては通過)する列車、ないしは通過線などを斜めから狙う方法、そしてホームの先端から入線してくる列車(場合によっては発車する列車を後ろから)を撮る方法。
前者の長所としては、比較的広角のレンズでも撮れる、列車が低速または停車しているので撮りやすい、夜間でも車体が暗くならない、などがあり、短所としては、ホーム上の人が写る可能性がある、撮影中に前を人が通ったりする可能性がある、三脚が使いにくい(場合によっては使えないことも)、手前の線路に列車がいると被ってしまう、などがある。
後者の長所としては、列車が低速なので撮りやすい、ハイビームを抑えていることが多く比較的正面から撮っても綺麗に写る、などがあり、短所としては、手前に信号機など障害物がある場合がある、など。
話が逸れたが、撮れたものが下。
ということで、加古川線125系3連撮影は以上、荷物を取りに加古川へ戻ります。
お疲れ様でした!